「国民感情」ではなく「国民の幸福」を考える政治 ー釈量子の獅子奮迅(The Liberty連載)

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月刊The Liberty(2015年4月号)に『釈量子の獅子奮迅(ししふんじん)ー世の中は変えられる!』の連載記事が掲載されました。今月号では「『国民感情』ではなく『国民の幸福』を考える政治」と題して、ご紹介いたします。

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「国民感情」ではなく「国民の幸福」を考える政治

 先日、沖縄県名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブ沿岸の新基地建設現場を視察してきました。ここはアメリカ海兵隊の普天間基地の移設先で、日米両政府の合意の下、建設が進んでいます。

 しかしそこでは、左翼活動家たちが激しく抵抗しています。

 フェンス沿いの歩道にテントを立て、そこに住み込み、ゲートを通る工事車両を妨害。そのテントの骨組みのパイプも、1メートル以上基地側のフェンスに突き出た状態です。

 彼らは、基地に出入りする人に向けて、「ヤンキー、ゴーホーム!」などと罵声を浴びせます。20隻ものカヌーを出して、海側から基地の建設を邪魔するという事件も起きました。

 宜野湾市の普天間基地も訪れました。ここにも異様な光景が広がっていました。基地のフェンスに、「NO BASE」という言葉や×マークなどを形どるように、テープがびっしりと貼られているのです。テープの中には、ガラスの破片やカッターの刃が仕込まれていたり、子供の目の高さに針金が突き出ていたこともあったそうです。

 私はそこで、地元有志の皆さんがテープをはがす「フェンスクリーニング活動」に参加させていただきました。カッターナイフでテープを地道に切り落とす作業をしながら、フェンス越しに見える基地の兵士たちに対し、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 海兵隊の若い兵士たちは故郷を離れ、遠い異国の地で、アジアの安全保障に命を懸けています。東日本大震災の「トモダチ作戦」でも、救難活動に尽力してくださった米軍の皆様への感謝は、日本人として忘れることはできません。

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続きはThe Liberty Web、もしくはThe Liberty(2015年3月号)をご覧ください。

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