本日、党本部にて、拓殖大学客員教授・藤岡信勝先生とともに、緊急記者会見を行いました。
【緊急記者会見】新事実発覚!「南京大虐殺」ユネスコ記憶遺産登録
①youtube版 15分の編集版です。(質疑応答なし)
②ニコニコ動画版 45分のノーカット版です。
http://nico.ms/sm27753190
会見の様子がすべて収められています。
10月にユネスコ記憶遺産に「南京大虐殺」資料が登録されてしまいましたが、わが党は二度とこのようなことが起きないよう、12月2日、パリのユネスコ本部に、具体的な改革案を提出いたしました。また、登録プロセスを検証していく中で、信頼の置けるユネスコ関係者からの話で、重大な問題が発覚しました。
多くの方は、ユネスコ記憶遺産の審議は公正・中立に行われたもので、綿密な調査をもとに登録されたと思っておられるでしょう。
しかし、ユネスコ関係者によれば、ユネスコは、中国が申請した「南京」資料の現物、あるいは、そのすべてのコピーを審議の場では持っていなかったことが判明しました。ではどうやって審議をしたのでしょう。
ユネスコで最終審議を担うのは、国際諮問委員会IACの14人です。このIACが、10月にアブダビで行われた審議で、「登録」「仮登録」「却下」のいずれかの結論を出し、ユネスコ事務局長のイリナ・ボコバ氏が、最終判断を下します。事務局長は、IACの決定を追認するケースがほとんどなので、IACが事実上の最終判断機関と言えます。
このIACの一人が、中国に足を運び、「中国の資料は十分に信頼に足る」と結論付けたため、その判断が最終審議に大きな影響を与えたというのです。しかも、そのIACの委員は、中国語を話すことも、読むこともできない人物であったことも判明いたしました。
つまり、申請者である中国以外に、資料の全容を把握している人はいないまま、登録に至ったのです。
さらにユネスコ関係者によると、IACの委員が、最終審議の場において、「日本政府が南京大虐殺を認めている」と主張したため、この主張が登録の決定打になったというのです。
その意味で、日本政府が「南京大虐殺はなかった。だから、登録を却下すべき」と主張すれば、中国の申請が却下された可能性は極めて高かったと言えます。政府は一体、どのような反論をしていたのでしょうか。
今後も検証を続けてまいりますが、12月13日に中国は「南京虐殺記念館」で国家的式典が行われます。杜撰な登録の経緯を、広く国民の皆様に知っていたただきたく、記者会見を開催した次第です。