早急に憲法9条を改正し、自分の国は自分で守る!

9条は、日本ではなく、北朝鮮や中国の平和を守るための憲法

私は、憲法9条を改正すべきだと思います。

なぜなら、日本人の生命を守れないからです。「平和憲法」は、もはや、北朝鮮や中国の平和を守るための憲法になっています。

昨年12月の衆院選から今回の参院選までの間の最大の変化とは何かと問われたら、北朝鮮が2月に3回目の核実験を実施し、「事実上の核保有国となった」ということでしょう。

また、中国も、尖閣諸島ばかりか、沖ノ鳥島から西太平洋に抜けてグアムに向かう海域にも手を伸ばしています。もし中国の西太平洋侵出を許せば、台湾と沖縄が海から包囲されるようになってしまいます。

 

1980年に示されていた太平洋進出の野心

習近平

6月7、8日の米中首脳会談で、習近平主席が「太平洋には米中両大国を受け入れる十分な空間がある」と語ったことで、2008年3月に訪中した米太平洋軍司令官キーティング海軍大将に対して、中国の海軍将校が「米国とハワイの間で太平洋を二分しよう」と語った話が、よく触れられるようになりました。この時キーティングが「面白半分の冗談」と付け加えたものの、決して「冗談」を語ったわけではなかったことがハッキリしたわけです。

しかし、中国軍事専門家・平松茂雄氏は、すでに1980年にフィジー近海に向けてICBM発射実験が行われた事をもって「中国はこれからこの海域に出ていくという意志が示されていた」と鋭く指摘します。

 

「手段としての暴力」を肯定したマルクス主義が地上の地獄をつくった

この2つの隣国の脅威の本質は、人間の尊厳を理解しないところにあります。強制収容所があり、拷問や虐殺が繰り返されています。

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根底にあるのが、マルクス主義です。

マルクスは「手段としての暴力」を肯定しました。つまり、反対勢力を粛清したり、嫌な人たちを隔離して、強制収容所送りにする理論の基礎をつくったわけです。「地上の地獄」をつくった張本人です。

憲法議論の論点はたくさんありますが、国防危機を前にして、最重要の課題が議論されないのならば、国会は機能停止していると言わざるをえません。

こうした国会を変えるためには、「ほんとうのこと」を訴える責任政党が必要ですし、積極的な悪から「人間の尊厳」を守るために命を懸ける、宗教的政治家の出現が必要だと思います。

私は、中国共産党の民主活動家や、ウイグル、チベットへの弾圧、北朝鮮の拉致問題には、宗教的観点から人権外交を進めたいと思います。

また、「自分の国を守る」ということを憲法で明文化できないのは、主権国家としておかしい。国家の主権を放棄する条文、存在そのものが違憲の疑いのある憲法九条は、やはり変えるべきです。

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写真:7月10日、品川区の街宣にて