去る1月14日(火)、石垣市において「尖閣諸島開拓の日」式典が開催されました。地元の党員の方々も参加し、石垣市の新聞「八重山日報」では一面で式典の様子が掲載されています。
式典では、厳粛な雰囲気の中で2010年12月に制定された「尖閣諸島開拓の日を定める条例」の朗読が行なわれたほか、安倍総理の祝辞も読み上げられました。中山市長は、中国との緊張状態にあることを触れつつ、友好関係構築や平和の発信に意欲を示した、と伝えられています。
今までは尖閣諸島へ「漁業見習い」という主旨であれば、近海に近づくことができたのですが、昨年12月30日付毎日新聞の報道では今後は法規制により、これすら難しくなるとの報道がなされています。今後、尖閣諸島が中国の領土として認められかねない動きもあります。
毎日新聞ウェブサイトより
「尖閣:政府、接近を法規制へ 漁業名目の活動家想定」
2013年12月30日 07時30分
政府は29日、尖閣諸島(沖縄県)に日本の活動家が「漁業」名目で漁船に乗り込んで出航することを規制する法整備の検討に入った。来春までの実施を目指す。中国公船は、活動家が乗り込んだ船を追いかけて、尖閣諸島の領海に侵入するケースが多い。政府は活動家の出航を「漁業」として黙認してきたことを法的に問題視しており、法整備によって中国公船が尖閣周辺の領海に侵入する口実を与えることを防ぐ狙いと見られる。
以上、転載終了いたします。
一昨年の9月に尖閣に上陸したトクマ青年局長によると、島には、日本人がかつお節製造のために建設したレンガ造りの工場のあとが残っているそうです。
その話を聞いたとき私は、尖閣が日本のものであることをはっきりと感じ、先人たちと繋がる思いがしたものです。
教育でも教えず、この目で見ることも出来なくなれば、「嘘も百回言えば」式のプロパガンダに敗れていくことは火を見るよりも明らか。
新聞では、昨日も中国の船舶が領海侵犯したとの報道がありました。その意味で、地元の方々が、「尖閣諸島開拓の日」で、領土について揺るぎない意思を示すことが命綱といえます。