いま見直したい「特攻」の精神と「靖国」ー 釈量子の獅子奮迅(The Liberty連載)

月刊The Liberty(2014年3月号)に『釈量子の獅子奮迅(ししふんじん)ー世の中は変えられる!』の連載記事が掲載されました。今月号では『いま見直したい「特攻」の精神と「靖国」』と題して、ご紹介いたします。

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 昨年末、米ニュージャージー州で元国連職員のシズコ・コスターさんという方にお会いしました。彼女は現地で、日本の誇りを取り戻すために、様々な言論活動をされています。このシズコさんが「忠犬ハチ公」の話を翻訳しアメリカに紹介しています。本のタイトルは『Hachi-Ko: The Samurai Dog』。亡くなった飼い主の帰りを渋谷駅前で7年間待ち続けた忠義の姿は、アメリカ人に驚きを与えます。日本では犬まで「サムライ」なのです。

 最近は国内でも、国を守ったサムライたちが注目を集めています。全国の映画館で公開された「永遠の0」です。大ヒットし、数週間にわたり動員数1位を記録しました。これは、太平洋戦争で特攻隊として散った零戦のパイロット・宮部久蔵の物語。家族のために、戦争から生還することに執着していた彼が、なぜ最終的に特攻隊に志願したのか。現代に生きる子孫がその答えを探していきます。タイトルが表しているのは、宮部の「死んでも家族を守りたい」という「永遠の愛」です。

 隊員の犠牲ありきの特攻作戦そのものは、戦略として下策と言われており、私も複雑な気持ちがありました。映画の中でも特攻に関し、登場人物が「こんなの作戦じゃない」と漏らすシーンがあります。

 実は、「神風特攻」を考案・指令した大西瀧治郎中将も、当時「特攻は統率の外道」と自ら語っていました。それでも、大西中将が特攻を命じた理由は、何だったのでしょうか。

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続きはThe Liberty Web、もしくはThe Liberty(2014年3月号)をご覧ください。

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