9/27(土)長野県上田市内の上田東急インにて、幸福実現党長野県本部主催のトークショーが開催されました。
司会、進行は、幸福実現党 外務局長 及川 幸久が担当し、ゲストとして、国際ウイグル人権民主財団日本全権代表のトゥール・ムハメット氏、そして私、釈量子が参加いたしました。
21日(日)諏訪市での講演に引き続き、テーマは中国政府の「ウイグル民族への人権弾圧」についてです。
ムハメット氏からは、主として7月下旬に発生した「ヤルカンド大虐殺」の実態についてのお話がありました。
折しも23日(火)、国家反逆罪に問われ、公安当局に拘束されていた、ウイグル族の学者であるイリハム・トフティ氏が、無期懲役の量刑を言い渡されました。
この事に対して、ムハメット氏は、「トフティ氏は、拘置所に収監されている間も数々の虐待を受けている。ウイグル族の抵抗運動に「テロ」というレッテルを貼って、弾圧の大義をでっちあげようとしている」と、共産党政府への強い憤りを表明しました。
私からお伝えさせていただいたのは、この中国政府のウイグル族に対する人権弾圧は、日本にとって決して他人事ではないということです。
いま、中国政府が「南京大虐殺」や「従軍慰安婦の強制連行」などの歴史をねつ造し、ホロコーストに匹敵する国家であるとの汚名を着せようとしていますが、これは、「ウイグル=テロ」として、民族に際限なく弾圧を加えている図式と同じです。
いま声を上げなくては、アジア全域は、習近平国家主席の「二十一世紀帝国侵略主義」に免罪符を与えることになりかねないでしょう。
中国政府の不当な弾圧、歴史のねつ造といった暴挙を阻止するために、このウイグルへの弾圧に対して、声を上げ続けてまいります。
そして、アジアのリーダーとして、日本がウイグルにとっての希望の光となるために、皆様、力を合わせて立ち上がってまいりましょう。