昨日、建国記念日 赤坂ユートピア活動推進館にて「宗教立国の誓い―戦後70年日本人の誇りを取り戻す―」セミナーを開催いたしました。
私、釈量子も拙著「太陽が昇る国」の内容を中心に講話を致しました。
建国記念日が制定されたのは明治6年。アジアにおいて西欧列強による植民地化の脅威が迫る中、紀元節の制定によって、建国の歴史を今一度学び国民に一致団結を呼びかける意義があったと言われています。
まさに、近代国家へ向けての途上、西欧列強が世界の覇権を握る中、黄色人種の代表としてどこの国よりも立派であろうと、「坂の上の雲」を目指していた時代です。
それから、100余年。
その後、世界の半分を席巻したマルクス主義の余波はいまだ消えず、中国共産党という形で、アジアの平和を脅かし、昨今はマルクスの再来のようにトマ・ピケティ氏が現れ、「21世紀の資本論」と形を変えて、まるで「世界の税務署よ決起せよ!」といわんばかりで、私有財産の自由を脅かし始めています。
また、イスラム国の問題に見るように、キリスト教西欧諸国とイスラム教国での宗教間での争いは形を変えながらも激化の一途をたどっております。
しかしです。これら、世界が抱える多くの問題を解決する国はやはりアジアの盟主「日本」であるべきだと思うのです。
奈良時代には仏教が栄え、キリスト教を受け入れながら、江戸時代には儒教を中心に幕藩体制を整えた日本。この様々な思想が最大に花開く事が出来た日本こそ、イスラムと西洋の間に入って取り持つことができる唯一の国といえるのではないでしょうか。
「坂の上の雲」を突き抜けた、まさに「太陽の昇る国」として、100年後、200年後の世界の方々への心象風景として残るような、未来においても燦然と輝く国にしていきたい。それが幸福実現党の理想であり、日本人の心に、あるべき誇りを取り戻し、「太陽」を昇らせることができるかどうか、これこそ幸福実現党がやろうとしていることでございます。
私たち幸福実現党、我が国に連綿と流れる建国の精神を尊びながら、「志」を崩さず、命を懸けて戦って参ります。