「夕刊フジ」WEBサイトに、連載記事【いざ!幸福維新】が掲載されましたので、その一部を転載いたします。
急がれる抑止力強化 慰安婦問題の日韓合意は失策!
サウジアラビアとイランの国交断絶、北朝鮮の水爆実験、中国経済の減速と、2016年は波乱の幕開けとなりました。
なかでも、北朝鮮による核実験は日本の安全を大きく揺るがす事態です。爆発の規模などから実際に水爆であったのか、否定的な見方もなされていますが、核実験を重ねることで、核の小型化・軽量化が進んでいることは確かでしょう。
北朝鮮は日本のほぼ全土を射程に収める多数のノドンを配備しているとみられるだけに、核弾頭が搭載可能となれば、日本への核ミサイル攻撃という悪夢が現実化しかねません。
幸福実現党は2009年の立党以来、一貫して国防強化の重要性を訴えてきました。手前味噌ではなく、主張の正当性は増すばかりだと考えます。
南シナ海での人工島建設など、海洋進出を加速する中国は、アジア太平洋地域の安全保障上、最大の脅威となりつつあります。
昨年は集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法をめぐり、反対運動も展開されましたが、不見識も甚だしいと言わざるを得ません。“今、そこにある危機”から国民の生命・安全・財産を守り抜くため、抑止力強化は待ったなしです。とりわけ、現行憲法下でも敵基地攻撃は法理上は可能なのですから、その能力保有を急ぐべきだと思います。
安倍晋三首相は、今夏の参院選で憲法改正を争点とする意向を示していますが…