本日、原爆の日を迎えるにあたって、党声明を発表しました。
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【党声明】原爆の日を迎えるにあたって
本日8月6日には広島が、9日には長崎が、71回目の原爆忌を迎えます。犠牲となられたすべての御霊に対し、心より哀悼の意を表しますとともに、後遺症に苦しんでおられる皆さま、ならびにご遺族に心よりお見舞いを申し上げます。
戦後日本の長年にわたる平和は、先の大戦での尊い犠牲の上に築き上げられたものです。原爆の日にあたり、わが国はもとより世界の恒久的平和を心より祈念し、平和構築への誓いを新たにするものです。
本年5月、米国の現職大統領として初めて、オバマ大統領が被爆地・広島を訪問し、「核なき世界」への決意を改めて表明しました。世界平和を願う宗教政党として、その理想に異を唱えるものではありません。しかしながら、中国・北朝鮮が核戦力を増強し、わが国が近隣国の軍事的脅威に直面するなか、憲法9条の改正をはじめ、「自分の国は自分で守る」体制整備を急がねばならないというのが、わが党の立場です。「核を使わせない世界」を目指すべきであり、広島、長崎の悲劇が二度と繰り返されることのないよう、日本への核攻撃を思いとどまらせるため、自衛のための核装備も排除すべきではないと考えます。
先般の参議院選挙により、いわゆる改憲勢力が憲法改正発議に必要な議席を得たものの、ただちに改憲が具体化するとは考え難いのが実情です。空想的平和主義に浸り続ける国会議員を説き伏せるとともに、9条改正に向けて国民の合意形成を図るべく、幸福実現党として力を尽くす考えです。
わが党は、国家国民を守り抜くとともに、日本を世界の平和構築に貢献できる国家へと飛躍させるべく、活動を力強く推し進めてまいる所存です。
2016.08.06
幸福実現党