「坂の上の雲」の愛媛で 軍事的教養は国防の基礎

幸福実現党を熱心にご支援くださっている経営者にお呼びいただき、松山市内のホテルのセミナーで講師としてお話しさせていただきました。
今回は、ついき秀学党首と一緒です。
実は、父方の祖父の系図をたどると宇和島藩で、個人的にもご縁があります。
たくさんの皆様にお励ましをいただきました。
本当にありがとうございました!

さて、松山といえば、昨年話題になったNHKドラマ「坂の上の雲」の舞台です。
松山市内に到着後、秋山兄弟の生家跡も見学しましたが、この小さな家の兄弟が、なぜか運命に選ばれ、大国ロシアの脅威から日本救うことになるわけです。
弟の秋山真之は、まさに日本防衛のため全身全霊を打ち込んだ救国のヒーローですが、日本という国は、なぜか危機の時代に必ず人材が出てくるようになっている不思議な国です。

さて、時代はめぐり、今また日本は隣国からの軍事的脅威にさらされんとしています。
今回、私の講演タイトルに「マスコミが伝えない中国の危機と国防問題」と掲げさせていただいたもの、国防も、まずは知識的な防衛から始まると思ったからです。

欧米のエリートは、教養人である条件として軍事知識や戦史を良く知っていることがあげられますが、日本では、優秀なエリートの軍事的教養は非常におそまつで、マスコミも含め、思い込みや、刷り込みのレベルに留まっています。

「国民の生命・安全を守る」ということは善いことです。
国防を「悪」と思うのは間違いです。
それを悪いことのように言ってきたのは、戦後の風潮、マスコミや左翼勢力ですが、「国防費を減らして、福祉予算に充てる」などと言っていると、本当に占領されてしまいます。
国を守るために、真剣に、自分の頭で、魂で考える人が増えていかなくてはなりません。
そのためにも、正しい知識や知恵を発信し続けてまいります。