私たち幸福実現党は今回、この衆院選におきまして、多くの皆様方のお声を聞きながら戦わせていただきました。今回、多くの皆様から「絶対に立ってもらわなければ困る」、そんなお声をいただく選挙でございました。特に、中小企業の皆様から切実なお声をいただきました。
今、北朝鮮のミサイルが日本に向かってどんどん飛んでおります。憲法9条があれば安心だと思われる方もたくさんいらっしゃいました。ところが、憲法9条があっても、ミサイルはどんどん飛んできます。だから私たち幸福実現党は、憲法9条の改正を訴えてきました。
中国共産党の党大会で、習近平体制の強化がはっきりしてきました。「世界一の軍隊を創る」と今回、初めて言いました。これが意味することは、中国がアメリカを超えるということです。これからの4年間、5年間、そして10年、20年と日本にとっては厳しい戦いが迫ってくるということです。
国難に対して、自民党・公明党で対処できるのでしょうか。非核三原則を見直そうとしても、反対するのは公明党です。尖閣諸島でミサイル防衛が必要ですが、それに反対しているのも公明党。憲法9条改正に反対しているのも公明党です。自公政権、これでどうやって日本を守るというのでしょうか。
私たち幸福実現党、この国を守るために、大きな大きな経済の柱を立てて参りました。減税政党、幸福実現党。減税を言っているのは、幸福実現党ただ一つです。
増税したら、厳しくなるに決まっているじゃないですか。中小企業の皆様。消費税10%で本当にやっていけますでしょうか。2年後です。消費税が10%になったら、「お店をたたむ」「経営を辞める」こういう方、たくさんいます。
今、この日本の中で、消費税が1%上がるごとに、家計の消費支出がどんどん下がっております。景気がよくなるどころか、所得が減っているんです。切り詰めたお財布から物を買っています。消費税は、この日本で経済の6割を占める消費を悪化させると考えています。絶対に消費税増税は駄目です。
今、世界では、減税の大きな潮流が始まろうとしております。トランプ大統領は、年末にアメリカの方々に最大のクリスマスプレゼントとして、減税をプレゼントするそうです。安倍首相は皆さんに増税をプレゼントします。
増税をして、政府が強制的に取ったそのお金を個人の懐にいくらばらまいても、それは一瞬で消えてしまいます。地域振興券、定額給付金、プレミアム商品券、この使い道を覚えている方はいますか。
自民党は、バラマキ政策で選挙のたびに皆さんの票を買ってきました。そのツケが1100兆円の財政赤字です。そして一瞬で消えてきます。こんなことをいくら繰り返しても、全く意味がございません。
所得を上げたいんです。そのために減税をしていきたいんです。私たちは、減税政党。減税から消費税を下げていき、相続税を下げていき、法人税も下げると言っております。この大減税のパッケージで、この日本の景気のロケットエンジンにしていきたいんです。幸福実現党、唯一の減税政党でございます。
教育の無償化。聞こえはいいのですが、間違いなく、質が悪くなります。幼児教育を無償化したら、どうなるでしょうか。待機児童2万6千人。潜在的には40万人。この潜在的な待機児童の方々が殺到します。幼児教育を無償化した大阪市も、殺到した幼児を預けることができず、困っていました。
幼児教育無償化と言って、税金が入る、補助金が入る、許認可行政が幼稚園・保育園に降りてくる。こうした配給制度がよいのか。それとも、自由化するか。待機児童を全員受け入れるには、絶対に自由化しかございません。幸福実現党は、教育の自由化を徹底してやらせていただきたいと思います。
日本人が美徳としてきた、額に汗する二宮尊徳型の生き方がバカをみるような時代がもうすぐそこまで来ております。安倍首相の全世代型社会保障、「ゆりかごから墓場まで」、こんなの邪道も邪道。最悪です。私たちは自由化で、この日本を立て直して参ります。
トランプ大統領が減税に踏み切った今、トレンドは減税です。レーガン大統領政権下で減税したら、GDPは30%もアップしたんです。税収は50%も上がりました。幸福実現党、この大減税のパッケージで日本を回復させてまいります。どうぞ減税、やらせてください。所得を上げさせてください。
比例の投票用紙には、なにとぞ、幸福、幸福、幸福実現党と、何卒、よろしくお願い申し上げます。どうか皆様、投票所で、自分の人生をかけた一票、どうか私どもに、お託しください。必ず、私ども幸福実現党、所得を挙げて見せます。皆様をお守りして見せます。
私、党首・釈量子。今回東京の比例で出ております。前回の選挙で、もう少しで政党要件が取れました。政党要件が取れたら、私、党首討論に出られるんです。どうか私を、安倍首相とケンカさせてください!どうか、幸福実現党に、なにとぞお力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。