『ジャパニズム』12号が発刊になりました。
連載マンガ「勝手にモージョ相談処」、今月の必殺技は「教育」。
子供たちや若いママたちから「いじめ」の相談を受けるたびに、先生自身が「正義」や「善悪」という柱がないので、指導のしようがないのではないかなあと思います。
教育とは何か、定義するとすれば、「真理獲得を目指すための方法」です。
戦後、その真理の核の部分にある「宗教的真理」を排除した結果、教育は抜け殻になってしまいました。
宗教がなければ、哲学や思想も根なし草になってしまいます。
「愛」とは何か。
「善」とは何か。
「悪」とは何か。
そして「人間」とは、どのような存在なのか。
子供たちは、こうした真理をことを語る大人を、学校でも、家庭でも、現実にはほとんど見たことがないところに、「いじめ」の根本問題があるように思います。
ともあれご一読いただき、何か考えるきっかけになれば幸いです。