6月23日沖縄県の「慰霊の日」によせて

本日より、沖縄県に来ております。

明日は、1945年6月23日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで県の条例で「慰霊の日」と定められています。

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慰霊の日を前に、まず空港からほど近い旧海軍司令部壕へ。
つるはしで掘ったという壕を歩きながら、当時の日本兵がどんな気持ちでいたのかと思うと、胸がいっぱいになります。

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次に、糸満市摩文仁の平和祈念公園にある「黎魂之塔」で慰霊の思いを手向けさせていただきました。

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県幹事長の金城竜郎さんと一緒です。

当時、ここから見渡す海は米軍船で埋め尽くされ、海面が見えなかったと言います。
多くの米兵もこの地に散ったのです。

平和祈念公園の近くには、北海道から鹿児島まで各県の慰霊碑が立ち並びます。
「特に北海道の戦没者が多く、沖縄戦は、本当に日本を守る総力戦だったことがわかります。」と金城さん。

「憎しみは憎しみによって消し去ることはできない。
憎しみは愛によって消し去ることができる。これは古からの摂理である。」

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2003年にスリランカより移植した「ブッダゆかりの聖なる菩提樹」の分け樹の下に、
仏言が刻まれていました。

亡くなった数知れぬ人々の死が無駄とならないためにも、平和と繁栄を守り切らねばと、決意を新たにいたしました。

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