『Are You Happy?』2014年10月号に「幸福実現党党首 釈量子のRising Sun(ライジングサン)」に連載記事が掲載されました。
今この同じ空の下、隣国で凄惨な事件が起きているかもしれません。
7月28日、中国の新疆ウイグル自治区にある地区ヤルカンド県。
世界ウイグル会議によると、ラマダン明けの祈りで集まっていた女性たち30 数名が、押し入った武装警察に全員銃殺されたというのです。
男たちがラマダンの祈りから自宅に戻ると、妻や娘が無残な姿で息絶えていたため、家族や付近の住民約1000 名がヤルカンド政府や警察に抗議に赴いたところ、逆に包囲されて銃撃を受けたとのこと。
現地は軍事統制下に置かれ、正確な状況はわかりません。
しかし世界ウイグル会議ラビア・カーディル女史は「少なくとも2000人が死亡した」と声明を発表し、国際ウイグル人権民主財団日本全権代表のトゥール・ムハメット氏は「ヤルカンド大虐殺だ」と激しく非難しています。
中国当局は情報源とされるウイグル人青年を逮捕し、CCTV に出演させて「自分がメールに書いたことは捏造」「周囲の気を引くために3000~5000人が殺されたと意図的に誇張した」と“自白”させています。
トゥール氏は、このような発信自体命がけであり、家族もいる若者が単に有名になりたくてやるわけがなく、天安門事件のとき同様、国際社会に対する隠蔽と断言します。
1989年の天安門事件では、中国共産党は後に死者319 人と発表しましたが、ウィキリークスが2011年8月に公開した米国の外交公電では「死亡した学生は1000人以上」と記されていました。
今回の政府公式発表の「容疑者59人射殺、215人を拘束」も、そのまま信じることはできません。
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