因果はめぐる――戦後70年を前に「正しさ」を考えるー釈量子の獅子奮迅(The Liberty連載)

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月刊The Liberty(2014年11月号)に『釈量子の獅子奮迅(ししふんじん)ー世の中は変えられる!』の連載記事が掲載されました。
今月号では『因果はめぐる――戦後70年を前に「正しさ」を考える』と題して、ご紹介いたします。

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因果はめぐる――戦後70年を前に「正しさ」を考える

 朝日新聞は8月初め、吉田清治氏の「軍の命令で慰安婦狩りをした」という嘘の証言に基づく報道を、32年ぶりに取り消すという記事を掲載しました。

 韓国が主張してきた「従軍慰安婦問題」の焦点は、日本が国の方針として慰安婦を強制連行したかどうかです。この問題にまつわる記事の一部の取り消しで、世間に衝撃が走りました。

 しかし、その訂正記事には謝罪の言葉がなく、「女性の人権侵害があった事実は変わらない」と開き直るような主張さえ見られました。その後、朝日新聞は、社会の厳しい追及を受けます。

 その矢先の9月11日、同社は福島第一原発事故における「吉田調書」に関する誤報について、謝罪会見を開き、木村伊量社長は辞任を示唆しました。

 戦後、最も大きな影響力をもっていた朝日のブランドが、音を立てて崩れようとしています。

あらゆる「常識」が検証される時代

 この朝日の”総括”は、日本にとっても、大きな転換点です。 大川隆法・幸福実現党総裁は2年前の著書『国を守る宗教の力』の中で、「メディア界は、これから、どんどん潰れていくような、非常に怖い時代に入っていくので、『何が正しいのか』ということが、とても大事になってきます。今後、マスコミは、きれいごとや嘘を言って生き延びることができなくなるでしょう」と指摘していました。

 人々の情報をコントロールして政治を動かし、「第四権力」とまでいわれたマスコミの雄である朝日。それがあっという間に崩落していく様子は、「真実」の前に、どんな偽りの勢力も崩れていく時代が来ることの象徴に見えてなりません。

 これを機に、国内外の様々な「常識」が検証される流れが起こるのではないでしょうか。

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続きはThe Liberty Web、もしくはThe Liberty(2014年11月号)をご覧ください。