今日はまず、根室市のオホーツク海側にある根室港を視察。港には水揚げする漁船と共に、ロシアと接する海域を護る海上保安庁の巡視船が停泊していました。
その後、日本本土最東端の納沙布岬へ。
好天にも恵まれ、北方領土の貝殻島や歯舞群島を一望することができました。
納沙布岬では、北方館(資料館)で、館長から、北方領土に関する歴史的資料や旧ソ連軍に侵略された当時の様子を伺いました。
望遠鏡も設置され、眼前に広がる島々を見ながら、70年の間、ここで起きた様々な事件に思いを馳せ、北方領土問題を解決する大変さを肌身をもって感じました。
そして、歯舞漁協の昆布加工場や根室市の太平洋側にある花咲港を視察。
今回は、北方領土問題やロシアとの交流を考える大変いい機会となりました。日本人にとってあまり身近ではない国境問題も、ここでは毎日の生活に係る現実的な問題です。