原爆の日を迎えるにあたって(党声明)

 

平成29年8月6日
幸福実現党

 

 広島は本日6日、長崎は9日に原爆投下から72年を迎えます。犠牲となられた方々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げますとともに、いまだ後遺症に苦しんでおられる皆さま、ご遺族に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。

 私たちが享受する平和や繁栄は、大東亜戦争での尊い犠牲の上に成り立っているものにほかなりません。原爆忌を迎え、改めて、日本はもとより国際社会の恒久的平和を祈念するとともに、幸福実現党として平和実現への貢献を誓うものです。

 現下、軍事的挑発をエスカレートさせる北朝鮮や覇権主義にひた走る中国など、日本を取り巻く安全保障環境は悪化の一途を辿っています。日本は世界で唯一の被爆国として、広島、長崎の悲劇が決して繰り返されることのないよう、国家防衛の姿勢を鮮明にすべきと考えます。

 安倍首相が憲法9条に自衛隊を明文化する考えを示したことで、憲法改正が政治日程化しつつありますが、現状追認に過ぎない改憲ではなく、9条全面改正により自衛隊を「軍」に改め、国家国民を守り抜ける体制を整備すべきです。また、近隣国による核攻撃を抑止すべく、敵基地攻撃能力の保有を急ぐことはもちろん、自衛のための核装備も排除すべきではないというのが、わが党の考えです。

 憲法前文が示すような“空想的平和主義”に国会議員やメディアが安住すれば、この国の未来は危うくなるばかりです。9条改正や抑止力強化に関する国民の合意形成に向け、わが党は活動を一層力強く推し進めてまいる決意です。

  

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