幸福実現党党首 釈量子
【前編】で、トランプのバイデン批判として「(1)アフガニスタン撤退の大失敗」を取り上げましたが、その続きからです。
◆トランプのバイデン批判
(2)パリ協定に復帰し、インフレ招く
二点目は、バイデン政権がパリ協定に復帰し、インフレを招いたことです。
パリ協定というのは、地球の温暖化に関する取り決めですが、トランプ政権の時代に、大胆な規制緩和を行って、シェールオイルの大増産を可能にし、米国は原油の輸出国になりました。
しかし、バイデン政権になり、環境規制が強くなって、現在、シェールオイルの新規採掘ができない状況にあります。
原油が高いのだから、もっとシェールオイルを増産すればいいのにと思うのですが、自縄自縛になっているわけです。
これも、トランプがバイデンを無能だと評価する理由の一つとして次のように述べています。
「(バイデン大統領が)パリ協定に復帰したことで、1年間でガス料金が2倍以上になってしまった。そして、OPECに増産をお願いする羽目になった」
個別にみると、ガソリンが40%増、食料品が7%増。家賃が3.8%増となっており、発電、輸送など、あらゆる生活コストを上げ、コストプッシュ型のインフレが進んでいます。
インフレが進むと生活がどんどん苦しくなっていきます。これも、バイデン支持率が下がっている原因です。
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