幸福実現党党首 釈量子
◆「Society 5.0」とは
今回は、政府が進める科学技術政策「Society 5.0」について考えます。
「Society 5.0」は、2016年1月に閣議決定された「第5期科学技術基本計画」で、我が国が目指すべき未来社会の姿として、初めて提唱されました。
人類社会は「狩猟社会」(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)と発展を遂げてきました。
そして、5番目の未来社会像として、政府が掲げたのが「Society 5.0」です。
内閣府のホームページでは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」と定義しています。
Society 5.0の一環として国が進める「ムーンショット」事業があります。
ムーンショット事業には9つあり1番目が、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現する」、というものです。
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