中国が発表した最新地図にアジア諸国が一斉に反発――中国の赤い舌がアジアを飲み込む

幸福実現党党首 釈量子

◆中国が公表した「2023年版 標準地図」

8月28日、中国が「2023年版標準地図」を公表しました。

これに対して、国境を接するアジア諸国が一斉に非難の声を上げました。領有権を争っている海域や領土を、勝手に中国が自国の権益が及ぶところだという主張しているためです。

◆十段線とは?

この新地図で注目されているのが、10本の線「十段線」です。

日本のニュースでは、「2023年版標準地図」から「九段線」に10本目の点線が台湾を中国が囲うように東側に追加されたという報道もあります。

しかし、すでに中国は2014年6月発行の認可した 「公式地図」から、台湾東岸に破線が1本加わっており10本になっています。

私が実際に2013年に中国に行った時に購入した地図で、「2014年6月河北第五次印刷」とあります。

中国は、これまで「自国の主権が及ぶ」と主張する範囲を、南シナ海に赤い線で描き、これまで「九段線」と呼んできました。

形が牛の舌に似ていることから、「(中国の)赤い舌」とも呼ばれます。南シナ海全域を舐めるような形になっているからです。

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http://hrp-newsfile.jp/2023/4462/