北朝鮮の核実験に抗議する@朝鮮総連

北朝鮮の三度目の核実験に対して、矢内筆勝党首と一緒に、朝鮮総連前で抗議の声をあげました。

正確には、朝鮮総連「前」ではできずに、その「付近」で行いました。
…というのも警察の方から、これ以上近づいてはいけない、マイクは使っちゃいけない等々、いろいろ言われたのです。
確かに警備にあたっておられる現場の方はいろいろ大変なのでしょう。
本当にご苦労様です。

一方、大勢の警察官に行く手を阻まれた党首は、「何のための警護ですか?このままだと日本に核が落とされるんですよ!」としばらく押し問答しましたが、結局、坂の下から訴えることになりました。
届かない声であることも承知で、それでも直接北朝鮮の金正恩に訴えたかったのです。

党首は、9月20日に尖閣沖まで船で渡って「習近平に告ぐ!」と宣言文を読んだ人間です。
尖閣に同行したニューヨークタイムズ紙のマーティン・ファクラー東京支局長は、「矢内さんは『許せない』と思ったら行動する人。それは私憤ではなく公憤。非常にピュアな人だと感じた」と語っています。
長年一緒に仕事をしてきた私から見ても、本当にその通りです。
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5398

私も、党首に続いて訴えました。
人権の問題です。
20万とも30万ともいわれる人たちが収容所で虐待を受け、監視員の気分ひとつで射殺されています。
ナチスのホロコーストを見て見ぬ振りが出きないように、黙ってみていられないと言ったのです。

 

しかし、北朝鮮は、耳を傾けもしないでしょう。
1月24日、朝鮮中央通信が発表した朝鮮国防委員会の声明は、

「国の自主権を守るための全面対決戦に立ち上がるであろう」と題され、テレビで時おり見るようなアナウンサーの叫び声が聞こえてくるような檄文調の内容です。

米国の非核化を含む世界の非核化を完全無欠に先行していく時、朝鮮半島の非核化もあり、我々の平和と安全も保障されるというのがわが軍隊と人民が得た最終結論である。」
「今後、朝鮮半島を含む地域の平和と安全を保障するための対話と協議はあっても、朝鮮半島の非核化が上程される対話はこれ以上ないであろう。」

つまり、世界中の非核化が実現しなければ、核は捨てないと言っているのです。

また、2月5日「われわれの選択は敵対勢力の想像を絶するだろう」では、

「敵対勢力の増大する核戦争挑発策動に対して核実験以上のことも行わなければならないというのがこんにち、我々が到達した最終結論である。」
「我々には結末をつけるときまで進む道以外にほかの選択はない。」

と締めくくられています。

きわめてストレートです。
これを読む限り、北朝鮮の国家指導者が、西側諸国に心を開くことはないでしょう。
悪を押し止めるためにも、日本は憲法改正を急がなくてはなりません。

 

「北朝鮮の核実験に対する党声明」幸福実現党
http://www.hr-party.jp/new/2013/34959.html