4月27日ラジオ猛女カフェ「結婚について考える」

「結婚について考える」

4月16日に総務省が発表した人口推計(2012年10月1日現在)によると、総人口は前年から28万4000人減って、統計を取り始めた1950年以降で減少率で最大を更新。
生れてくる人の数より亡くなる人が20万5000人も多くなりました。
さらに65歳以上の人口が初めて3000万人を突破。

少子高齢化が一層鮮明になってきているのです。

そこで、今週のラジオ「猛女カフェ」は、「結婚について考える」をテーマに、幸福結婚相談所(港区高輪)の横森静香所長をお招きしてお話をお伺いしました。

35歳過ぎて結婚できた男性3%、女性2%

いずれは結婚しようと考えている未婚者は、男性は86.3%、女性は89.4%(2010年、国立社会保障・人口問題研究所)と9割弱います。
しかし、35歳を過ぎて結婚できたのは「男性で3% 女性で2%」という衝撃的な数字もあって、「婚活は死活問題」と言う人も多いのです。
実際、相談所には、35歳過ぎて駆け込む人が多いのだそうです。

「結婚っていいものですよ」

所長によると、なかなか結婚できない人は「意思表示しない、動かない、変わらない」という傾向があるといいます。
加えて日本の文化では、「結婚っていいわよという親もあまりいなかったりする」と指摘。
学校でも結婚の意義や素晴らしさなど教えてくれるわけではないので、横森所長のように「結婚っていいものですよ」と言い切る存在に耳を傾けることは、運命を変える転換点になるかもしれません。

横森所長の「結婚による幸福は深い」と語ってくれたのが印象的です。

結婚して一対一で逃げずに人間に向き合った時、はじめて見えてくる自分の姿。

相手を変えよう変えようと何十年も苦しんだのに、自分の心を変えたとたんに、相手もガラッと変わるという奇跡。

こんな幸福は、まさに悟りの幸福と言えます。
山あり谷ありこそ人生。
それを乗り越えて教訓を得るということは、人生の「豊かさ」そのものだという哲学があればこそ、「結婚っていいですよ」という言葉に深みが出てくるのでしょう。
ぜひお聴きください。

「猛女カフェ」」(84.4MHz)
立川市以外では、パソコンのよるサイマル放送で全国・全世界で聞くことができます。
放送時間 土 8:00~8:30
お便り募集
番組メールアドレス ⇒ imc@fm844.co.jp