この1週間、熱中症で搬送された人が1万人を超え、
死亡される方も数多くいらっしゃいました。
その大半がご年配の方と子供たちです。
ほとんどの方が屋内で死亡しており、
エアコンが無いか、あっても使っていなかったとのこと。
(読売新聞,産經新聞,NHKの報道より)
亡くなった方と、そのご家族のことを思うと、心を痛めずにはいられません。
この問題の背景にあるのは、
原発停止による「電力不足」と「電気代の値上げ」です。
こうした状況の中で、
幸福実現党のみが「安全性を高めて【原発推進】」を訴えています。
東日本大震災以降、原発の代わりとして、火力発電の稼働が増えました。
燃料費として1日100億円、年間3兆円以上もの国富が流出し、
電力会社は電気代の値上げを実施。
東京電力では2012年9月1日から、平均8.46%の値上げを実施しました。
再生可能エネルギー(自然エネルギー)はコストが高く、
現段階で安定的に電力を供給するのは難しい状況です。
中東の政治状況によっては、
第二の”オイルショック”が起きる可能性もあります。
いま、「地元の了解を得ないまま、再稼働申請を行った」
として問題となっている
「柏崎刈羽原発」は世界最大の原子力発電所で、
すべて再稼動すれば、820万キロワットの出力になります。
これが停止していることが
「首都圏の電力供給にとって、いかに大きな問題であるか」
を理解する必要があります。
電気を低コストで安定的に使用できないことが、
家計や企業経営を圧迫し、
さらには熱中症で多数の人が命を落とす結果となっているのです。
この問題を解決するには「安全性を高めて【原発推進】」しかありません。
電力の安定的供給が、住みよい社会をつくり、
ご年配の方たちの生命や、子供たちの生命を守るのです。
加えて、見落としてはならないのは
「エネルギー資源は外交上の戦略物資なので、政治情勢の影響を強く受ける」
ということです。
新しいエネルギーとして注目されている、
ロシアの天然ガス、アメリカのシェールガスは
権益の確保に向けて動き出したばかり。
長期的に「どんな価格水準になるか」、
「安定的に輸入できるかどうか」はわかりません。
また、先日の7月15日・選挙期間中に、
ロシア軍機が日本海上空と日本北方を飛行して、
日韓の戦闘機が緊急発進(スクランブル)するという緊迫した事態が起きました。
(産經新聞)
ロシアの不穏な動きに、懸念を感じずにはいられません。
日本のエネルギー自給率は、わずか4パーセント。
かつて「油の一滴は血の一滴」と言われ、
やむにやまれず戦争に突入していった歴史があります。
国際政治を無視したエネルギー政策は、あってはなりません。
幸福実現党・釈量子は勇気をもって【原発推進】を訴えつづけます。
それでも「原発は危ないんでしょう?」という疑問を感じる方は、
ぜひこちらの記事もご覧ください。
↓↓
原発は危ないんでしょう?(そもそも解説) リバティWeb
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6180
放射線防護情報センター
http://rpic.jp/about/head/opinion/index.html