12月7日(土)、高知市内の「ザ クラウンパレス新阪急高知」にて行われた幸福実現党高知県本部主催の講演会に、中国政治・軍事の専門家である平松茂雄先生とともに参加させていただきました。
まず私から、「太陽の昇る国へ 決断できる政治の実現を目指して」と題し、主に12月6日に成立した「特定秘密保護法」ついて、その必要性についてお訴えしました。
「特定秘密」という名称がいかにも怪しい印象を与えています。しかし、この法が対象としている「秘密」とは、軍事機密など国家の安全に関するものにほかなりません。
2007年、海上自衛官の中国人の妻を、出入国管理法違反容疑で調べた際、押収した外付けハードディスクにイージス艦の情報が発見され、当時の海上幕僚長が辞任したことがありました。
ミサイル迎撃プログラムなどが漏洩すれば「国家存亡の危機」です。
特に最近、外国人と結婚する自衛隊員が増加傾向にあり、「14万人の陸上自衛隊員のうち500人、4万2000人の海上自衛隊員のうち200人、4万3000人の航空自衛隊員のうち100人の計800人の自衛隊員の配偶者が外国人でうち7割弱が中国人」といった情報は(http://www.news-postseven.com/archives/20130409_181232.html)ほとんど耳にすることはありませんが、国家と情報について考えずにはいられません。
つづいて、平松茂雄先生より「私の中国分析 習近平はどう動く~核ミサイル、宇宙、海洋。中国軍事力の脅威に備えよ~」と題し、毛沢東から始まる「核・海洋・宇宙戦略」についてお話下さいました。
中国軍事の研究に50余年を費やした平松茂雄先生の見解に、皆さん真剣に聞き入っておられました。
質疑応答も「中国に対して、個人として何ができるか」「中国内部の軍部の独裁、分裂の可能性について」「中国の宇宙軍の進展について」など、時間いっぱいまで質問が続きました。
たくさんの皆様にご参加いただき、また温かいご声援をいただきましたことに、心から感謝申し上げます。
軍事を学ぶことは、平和のために、極めて大事なことです。
世界の若い世代が手を取り合える時代を拓くため、頑張ってまいります。