本日、安倍晋三首相が靖国神社を参拝しました。やや遅きに失した感はあるものの、かねて首相に対し、靖国参拝を求めてきた幸福実現党として、本日の決断を歓迎します。
首相の靖国参拝に中国、韓国は強く抗議していますが、唯物論、忘恩の全体主義国家を増長させてよいことなど何もありません。国家のために一命をなげうった英霊に思いをいたし、哀悼の誠を捧げることは、独立国家としての根幹にかかわる問題であり、国内外から非難を受けるいわれなどないのです。
今回の参拝を機に、国の指導者が、祖国に殉じた御霊を慰めることが定着するよう望むとともに、昭和50年を最後に途絶えている天皇陛下の御親拝が再開されるよう願ってやみません。
私たちは、わが国の現下の最優先課題が、「日本の誇りを取り戻す」ことにあると考えています。今夏、わが党の大川隆法総裁が、政府の歴史認識を改める新たな首相談話の参考として、「大川談話―私案―」を発表しました。同談話では、先の大戦は欧米列強による植民地支配からアジアを解放し、人種差別政策を打ち砕く聖戦であったという真実を明らかにするとともに、誤った歴史観に基づく「河野談話」「村山談話」を、「遡って無効である」と宣言しています。
河野・村山両談話が、自虐史観を蔓延させて日本人の誇りを傷つけるばかりか、国際社会における日本の地位を著しく貶め、国益を損ない続けていることは言うまでもありません。安倍首相には、捏造された歴史をただすべく、両談話を早急に撤回し、大川談話に基づく新たな談話を発出するよう重ねて求めるものです。戦後70年を前に、わが国は、真実の歴史認識を打ち立て、世界の平和と繁栄に貢献する国家へと新生すべきです。
幸福実現党党首 釈量子