「憲法記念日」を控えた5月2日に、新宿駅西口にて街頭演説を行いました。
歴史に残る日本の憲法は、現代の私たちも誇りとするものであり、明治の「大日本帝国憲法」も、白人の欧米列強による人種差別が蔓延する時代において、アジア最初の立憲国家として国家の気概を示すものでした。
しかし現行憲法は、GHQ占領下にわずか一週間で作られ、押し付けられたものであり、日本人の手で作られたものではありません。戦勝国による〝報復憲法〞を70年も引きずってきた、その責任は私たち日本人にあると言わざるを得ません。
「憲法守って国滅ぶ」「憲法守って国民不幸」から脱却しなくてはなりません。
「平和憲法」は一見、優しく見えても、それは愛ではありません。このままでは、十三条の「幸福追求権」が害され、社会保障でよくスポットが当たる二十五条の「生存権」すら守られない国になってしまいます。
日本の誇りは、長い時間にわたって、神道、仏教、キリスト教などの宗教や様々な文化を受容してきた歴史の中で、極めて高い精神性を持っているところにあります。
日本人の精神性の素晴らしさ、それを考えた時に、今こそ私たちは、未来の若者たちに誇りを持ってもらえる憲法、また、世界の人々が愛する憲法を自分たちの手で作りたいと思います。