本日、鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館にて催された第61回 知覧特攻基地戦没者慰霊祭に参列いたしました。

本日は、鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館にて催された第61回 知覧特攻基地戦没者慰霊祭に参列いたしました。

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大東亜戦争末期、危急存亡の日本を救うため、世界戦史上、類を見ない特攻作戦で、当時17、18歳の少年飛行兵が、沖縄の雲の彼方に散華していきました。

知覧は、そうした若者たちが厳しい訓練を重ねた巣立って行った一期一会の故郷でした。

式典で、ご遺族や、生き残ったかつての戦友の皆様のお話を聞くにつけ、悠久の大義に殉じた若者たちの至純、愛国の精神は、ある意味、この地上の歴史のなかでは奇跡と呼ぶにふさわしいものであり、彼らの世界平和への願いを決して忘れてはならないと思いました。

その意味で、地元南九州市が、特攻関連資料を、ユネスコ記憶遺産登録を目指していることは、日本人としてぜひ実現したいものです。

また本日は、日本国憲法が施行され68年を迎えます。
安倍首相は憲法改正の発議と国民投票の時期を来年の参院選後に行う見通しを立てておりますが、改正内容の議論では「憲法9条」改正には深く踏み込まず、「環境権の新設」等、搦め手ともいうべき形で議論が進んでいる状況です。

しかしながら、国を守るために命を捧げた英霊の御霊を前にしたとき、単に平和と唱えるだけではいけない政治の責任を痛感します。

尖閣諸島や南シナ海を力で支配せんとし、チベットやウイグルへの苛烈な弾圧を続ける中国、近年中には核ミサイルも実用段階に入ると言われる北朝鮮といった、「平和を愛する諸国民」とは、とうてい言えない国々にかこまれている状況です。

「憲法9条」の改正は急務です。

戦中、戦後の先人たちの歩みを、正しい歴史として知り、これからの日本の平和と繁栄を守り抜くために、「方便」だらけの政治は終わりにしたいものです。

一昨年、幸福実現党の大川隆法総裁は、政府の歴史認識を改める新たな首相談話の参考として「大川談話-私案-」を発表しました。

安倍首相におかれましては、未来のためにも、この「大川談話―私案―」を参考に、「村山談話」「河野談話」に囚われない、新たな戦後70年談話を出していただく事を切に願うものです。