「米軍が退いた地域に中国が進出する」のがパターン

沖縄県の恩納村に住む青年から「沖縄メディアが基地反対一色になってきた」と心配の声が届きました。
5月15日に祖国復帰40周年を迎えた沖縄は、存亡の危機に立っています。

ここで知っておきたい歴史の教訓があります。
それは「米軍がいなくなったところに中国軍が入ってくる」というパターンです。

例えばベトナム。アメリカがベトナム戦争をやめて撤退したのが73年。
翌74年中国共産党は西沙諸島に進出し、実行支配してしまいました。
フィリピンでは、92年に米軍基地はいらないという声が高まるなか、スービック海軍基地とクラーク空軍基地がフィリピンに返還されました。
ちょうどその時、中国は「領海法」で南沙諸島を中国の領土と明記。95年にはミスチーフ環礁を占領して、軍事基地が出来てしまいました。

「米軍が退いた地域に、中国が進出する」というのがパターンなのです。
中国は建国以来、一貫した戦略で動く国なので、「戦略」を意識して見ていくと何をするかが見えてきます。
沖縄で「米軍は出ていけ」というなら、中国が何をしてきたかという事実を見てからいうべきでしょう。

3日前、幸福実現党創立者・大川隆法総裁は法話「宗教立国の実現」の質疑応答で、
「間もなく、沖縄県民が度肝を抜かれるようなことが起きるだろうと思う。どれほど自分たちが逆洗脳をかけられていたかと分かるようなことが間もなく起きるでしょう」
と警告を発しました。
もう間に合わないとは思いたくありません。
私たちも、言うべきことは言い続けます。