5月24日、鹿児島県の九州電力川内原子力発電所を、地元薩摩川内市の松澤力市議とともに視察しました。
今回は主に安全対策の実施状況について説明を受けるとともに、定期点検作業の現場を見せていただきました。
視察をして感じたのは、安全性向上のための努力には終わりがないということです。緊張感をもって前向きに取り組む姿勢に、組織として士気の高さも感じました。
国はエネルギー基本計画の素案で、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、原発比率20~22%を維持するとしています。しかしそのために必要な30基程度の再稼働、建て替え、新増設への具体的道筋は示していません。
3号基の新増設を目指してきた川内原発ですが、「最低15年はかかる」という準備・建設期間を考えると、政治の判断が必要で、逃げてはいけません。
幸福実現党としては、不安定な中東情勢に加え、南シナ海の人工島にミサイル配備を進める中国の覇権拡大などシーレーンの危機も迫り、原発の維持は命綱だと考えます。核のゴミはどうするのか等、党としても議論を深めながら政策を発信していきます。
参考:放射性廃棄物最終処分場問題に答える | HRPニュースファイル
http://hrp-newsfile.jp/2012/567/