6月6日、串本町の樫野埼灯台から遭難現場が見えます。手の先の岩のあたりが、エルトゥールル号が座礁し、決死の救援がなされたところです。近くに遭難慰霊碑とトルコ記念館が建ちます。
トルコ記念館では、海難から95年後の昭和60年、イラン・イラク戦争勃発時に、大使館からの再三の要請にもかかわらず日本政府が動かなかったため、イランに取り残された日本人をトルコ航空が決死の覚悟で救出してくれた奇跡のエピソードも展示されています。夏休みは、色々な教訓を学べるのでおススメです。
また、日米修交記念館は、ペリーに遡ること62年前にアメリカ商船がここ串本で接触していたというトリビアもののエピソードを展示。日米親善の始まりの地という事実は、もっと知られてもいいです。