新年のご挨拶

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 新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

 昨年末、民主党政権によって混迷していた米軍普天間基地の辺野古移設にようやく進展が見られました。2009年の“国難選挙”から4年目の現実、それは信念を曲げずに粘り抜いてきた、わが党の大義と先見性であります。幸福実現党は、沖縄の米軍基地の約束通りの移転、オスプレイ配備、日米同盟堅持、原発維持・推進、特定秘密保護法など、マスコミ世論に迎合することなく自ら正しいと信ずる主張を貫いてまいりました。

 

 その結果、政治的には不利益を受けたかもしれません。しかし、この国の進むべき方向は明示しえたと言えると考えています。立党時より訴えてきた、消費増税が経済成長を止めるという主張も、現実化しつつあります。

 

 逆境の中で戦ってきた幸福実現党に対して、変わらぬご支持を賜りました多くの皆様に、心からの感謝を申し上げます。

 

 さて日本は、2020年の東京オリンピックに向けて大きな期待が寄せられつつあります。しかし、これからの政治は、過去の延長線上の発想だけでは解決できないということは、多くの国民の皆様も感じておられることでしょう。

 

 宇宙にまで伸びる中国の軍事的脅威や北朝鮮有事、また、宗教的対立を背景に持つ中東問題や同盟国アメリカとの関係など、日本の命運を左右する重要課題は山積しており、この難局に正しい舵取りをなし、国の平和と繁栄を守り抜くためには、「真実の智慧」が必要です。

 

 幸福実現党創立者・大川隆法総裁は、国防、外交、経済、教育、国際問題、その他あらゆる課題に対し、年間170回以上にも及ぶ講演や100冊以上もの書籍群によって意見発信を続け、国の行くべき道を指し示し続けられました。我が党はその国師・大川隆法総裁の智慧を政策として掲げつつ、人類を救いうる宗教政党として立ち上がらんとしています。まだまだ、その本来の力を十分に発揮しきれていないことに忸怩たる思いはございますが、地球の隅々まで幸福を実現せんという燃えるような情熱で、2014年も、行動を続けてまいります。

 

 具体的には、戦後の贖罪意識を払拭すべく「日本の誇りを取り戻す」運動を進め、4月に導入される消費税増税に対しては、斬新なアイデアと大きな構想を打ち出し、繁栄への道を切り開く所存です。

 

 新しい年にあたり、皆さまのさらなるご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

平成二十六年一月一日 党首 釈量子