3月11日、未曾有の大災害となった東日本大震災より、4年を迎えました。
犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
昨日は、復興状況の視察のため、福島県いわき市、南相馬市に訪問しました。
家を津波で流されながらも生活を再建された地元の方と一緒に、いまだ仮設住宅にお住まいの知り合いを訪ねました。
地元の方との語らいの中で、つくづく、人生の再建に必要な心の糧、絆の大切さを痛感しました。
さて、小名浜、原町等、復興が進み街に活気が戻りつつある所もあれば、福島第一原発付近の地区は、いまだ厳戒体制下にあり、国道6号線沿いは「除染作業中」という旗が立ち並び、住むことが許されない状況にあります。
福島に取り戻されつつある生活に希望を見るとともに、いまだ、遅々として進まない第一原発付近の復興作業を見れば、前民主党政権から引きずっている、放射能に対する過度の不安を払拭することなくして、福島の復興はないと再確認いたしました。
やはり、放射線や原発に対する正しい認識を、しっかりと伝えることも復興を進めていく上においても必要なことです。
被災者の方々の生活を1日も早く取り戻していくために、私も正論を貫き、訴えてまいります。