TPPの大筋合意を受けて、党声明を発表致しました

 TPPへの参加の入口が開いたことは、とても良いことです。ただ、これは繁栄と平和と希望の未来への扉が開けただけであって、これからが本番であり、日本国と日本人、そして日本経済の真価が問われることになります。一国平和主義、エゴイスティックな経済観を過去のものとし、真にアジア太平洋地域や世界に大きく貢献するリーダー大国日本としての使命の自覚が不可欠です。

 新しい世界秩序のなかで、日本と日本人が大きく脱皮する最高のチャンスです。日本は日本と世界の繁栄と平和のためにも日本人の意識も日本社会もイノベーションしなければなりません。今がその時です。
 新しい未来が開けました。確実に、敏速に、躊躇なく前進しなければなりません。

釈量子

 TPPの大筋合意を受けて、以下の党声明を発表致しました。

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TPPの大筋合意を受けて(党声明)

 このたび、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合が大筋合意に至ったことを、幸福実現党は歓迎します。

 TPPは、日本経済の成長力強化に資することはもとより、日米主導の経済秩序をアジア太平洋地域に構築することで、対中抑止につながり、地域の平和・安定にも寄与します。そのため、わが党はかねて経済のみならず安全保障の観点からもTPP交渉合意の必要性を訴えてきました。

 このたびの合意を受けて、わが国では今後、国会での承認手続きや、特に農業分野を巡る国内対策のあり方が焦点となります。選挙目当ての保護政策は、日本農業の衰退を招くばかりです。国際競争力を高め、成長産業化を促進することで、日本農業の未来を開かなくてはなりません。

 アジア太平洋地域の平和と繁栄の実現に、日本は大きな責任を持つべきです。この国を世界のリーダー大国に飛躍させるべく、わが党は今後とも活動を進めてまいります。

 

2015.10.05
幸福実現党

TPPの大筋合意を受けて(党声明)