「フジサンケイ・ビジネスアイ」WEBサイトに、連載記事【太陽の昇る国へ】が掲載されましたので、その一部を転載いたします。
--東日本大震災から5年を迎えます。直近の国勢調査と震災前の2010年を比べると、被災した自治体で人口減が進んでいることが見て取れます
改めて犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。被災地ではインフラ整備こそ進みつつあるものの、17万を超える方々が長期に及ぶ避難生活を余儀なくされるなど、復興は遅れています。政府に対しては、来年度からの5年間を「復興・創生期間」と称し、復興の総仕上げと位置付けるからには、被災者の生活再建に全力を尽くすよう要望します。
--福島第1原発事故が発生した福島県では、いまだ約10万人の方々が避難生活を強いられています
住民帰還の大きな阻害要因となっているのが、原発事故を受けて、当時の民主党政権が定めた「追加被曝(ひばく)線量年間1ミリシーベルト以下」という長期的な除染目標です…