13.政党、政治家の人生観・世界観

真なる幸福の実現へ

 

※本内容は 2016年6月主要政策をWeb記事にしたものです。

 

政党、政治家の目指す「幸福」とは

北朝鮮による核・ミサイル開発や拉致問題、中国の軍事的膨張、日本経済に致命的なダメージを与える消費増税、さらには歴史認識を巡る近隣国による反日宣伝など、内外政ともにわが国を取り巻く情勢は混迷を深めています。ビジョン不在の政治運営では、難局打開はとても図れません。

そもそも政治家は、「国民の幸福」のために仕事をしているはずです。しかし、各政党や政治家がどのような「幸福」を目指しているのか、有権者にはほとんど知られていません。

政治家の考える「幸福」や、その実現のために採用する「政策」は、それぞれの持つ人生観や世界観などの「哲学」から導き出されます。 例えば、人間を単なるモノであって、この地上に偶然に投げ出された存在と見るならば、究極的には、個人の努力に積極的な価値は見いだせないでしょう。その場合、公的部門へ依存した生活の実現を「国民の幸福」と見て、国家介入の拡大につながる政策が是とされるかもしれません。

 

「人生観・世界観」を政治家を選ぶ基準に

幸福実現党が具体化を目指す「幸福」とは、「この世とあの世を貫く幸福」です。「人間は精神的な存在であり、この地上でさまざま経験を通じてつかんだ学びを持って、あの世に還る」という霊的人生観に立脚し、この地上をユートピアとするための政策遂行を提唱しています。

幸福実現党の政策の基本方針としては、国民の生命・安全を守り抜くとともに、他国に悪を犯させないための「国防強化」や、国民一人ひとりの個性や才能を開花させ、国力を最大化する「経済成長」を掲げるほか、“努力こそが幸福”と考え、過度の社会保障やバラマキ型の政策は採るべきではないなどと訴えています。

 
各政党や政治家は、目指している「幸福」の定義や国家ビジョン、その根本にある人生観や世界観を明らかにすべきではないでしょうか。有権者にとって、選挙で政党や政治家を選択する際の重要な判断基準となるはずです。

 

幸福実現党VS.政府・自民党

自民党は政権維持に汲々とするあまり、選挙目当ての場当たり的な対応が目立ち、その政策にも一貫性がありません。また、野党は理念・政策不在の数合わせに走っています。一方、幸福実現党は、「幸福」の具体化に向けて、根本的な解決策をブレることなく提案し続けています。

 

〜幸福実現党と政府・自民党の比較〜

 

民進党の政策は?

民主党と維新の党が合併した民進党。安保法廃止を訴え、共産党などとの選挙協力を行うほか、所得税・相続税の累進課税や金融課税の強化、保育士給与の月額5万円引き上げなどを主張しています。「国防軽視」「増税志向」「バラマキ重視」は明らかです。