「フジサンケイ・ビジネスアイ」WEBサイトに、連載記事【太陽の昇る国へ】が掲載されましたので、その一部を転載いたします。
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--6月10日、中国政府が南京事件と従軍慰安婦に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録申請したと発表しました。
記憶遺産とは世界遺産、無形文化遺産と並ぶユネスコの三大遺産事業の一つで、歴史的な資料や絵画などの保護を目的としています。例えば、ホロコーストに関するものとしては、「アンネの日記」など4件が登録されていますが、これらと、プロパガンダの産物である南京事件や従軍慰安婦が同列に扱われてよいはずはありません。
申請の可否は来年の夏ごろに決定するとみられますが、前回、ユネスコに申請されたもののうち、記憶遺産に登録されたのは約60%とのことです。戦後70年の節目のタイミングで、虚構の歴史が事実として国際社会に定着することを断固阻止すべく、日本政府には全力を尽くしていただきたいですし、ユネスコには真実に基づいた良識ある判断を求めるものです。
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