ワクチン接種の効果とリスク。強制は全体主義への道。【後編】

幸福実現党党首 釈量子

◆マスコミは「有効率」で煽ってはいけない

一般的に、ワクチン自体の効果は認められており、例えば天然痘は、紀元前から人類に猛威を振るっていましたが、ワクチンによって、封じ込めを行い、1980年には、WHO が天然痘の世界根絶宣言をしました。

現在、日本で使われているワクチンは、ファイザー製とモデルナ製で、それぞれの有効率は95%と94%であり、半年間経過しても抗体は消えず、有効率はそれぞれ91%と90%という結果も一応報告されています。

例えば、有効率95%という数値は「100人接種を受けたら、95人が感染から守られる」というイメージを与えかねませんが、実際には、ワクチン接種したグループの感染者数と、接種しなかったグループの感染者数の比率であり、実際の臨床試験では、両グループへの参加者の99%以上は感染しませんでした。

どういうことかと言えば、仮にワクチン接種者が2名しか感染しなかったのに対し、打たなかった人が40名感染したら、有効率95%(2÷40)になるわけです。

一方、臨床試験には、各グループ1万人単位という大規模な人数が参加しており、両グループの99%以上はワクチン接種の有無に関わらず、感染しなかったということで、これと同等のケースが臨床試験で起こったわけです。

99%が発症しなかった理由は、免役が強かったのか、運よくウイルスに出会わなかっただけなのかもしれません。

どちらにしても、「有効率」でマスコミは煽ってはいけないし、私たちも踊らされてはいけないということです。

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