新年のご挨拶

 新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 幸福実現党は、今年立党6年を迎えることができました。ここまで、多くの国民の皆様よりご支援を継続して頂いております事に、心より感謝・御礼申し上げます。

 昨年は、日本にとって、厳しい一年でありました。年初は、私たちが主張してきた「大胆な金融緩和」を柱とする経済政策が成功を見せ始め、国民にも明るさが見えていた矢先でしたが、4月に始まった消費増税の影響によって、5月以降の景気が大きく失速し、GDPがマイナスを記録する予想以上の厳しい結果となりました。

 また、御嶽山の噴火や、広島県での豪雨など、天変地異による被害も相次ぎ前途多難な未来を感じさせました。

 安全保障へ目を転じてみますと、「集団的自衛権の行使容認」という前進は見られたものの、中国による海洋進出が周辺諸国との紛争に発展しており、我が国でも小笠原諸島近海でのサンゴ密漁事件など、まだまだ予断を許しません。

 年初にあたり、日本人は各地の神社仏閣に参拝し、その一年の無病息災を願うものですが、神々の目からみて、現在の日本の状況は好ましいものに見えているでしょうか。

 今年は、戦後70周年という大きな節目の年です。中国や韓国が主張する日本に対する「自虐史観」については、私たちも「日本の誇りを取り戻す」運動を進めてまいりましたが、「従軍慰安婦問題」では政府が公式に調査を進めるなど、歴史認識に対する見直しが進んでおります。

 私自身も思いを新たに、智慧を持って多くの困難を克服し、「世界のリーダー・日本の実現」という志をさらに高く掲げ、そして、正しい智慧をもって、自らの国家を更なる繁栄に導くための活動を力強く展開していく所存です。

 末筆ながら皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げると共に、今年も幸福実現党へのご支援ご厚情を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

2015年 元旦 幸福実現党 党首 釈量子