『「相模原障害者施設殺傷事件」を考える』と題して、諏訪裕子理事長と対談を行いました

 8/13(土)、「相模原障害者施設殺傷事件」を考える~と題して、一般社団法人ユー・アー・エンゼルの諏訪裕子理事長と対談を行いました。

 また第二部の「かいいっき音楽教室」も愛があふれるようなメロディが会場を包み、素晴らしい時間となりました。
 今回の事件について、諏訪さんは「障害者に人格はあるのか?」という問いへの答えがいまだ明確にされない点、また「重度の障害者は安楽死させるべきだ」という主張に題して、良識ある国民としていかなる反論をするべきなのかが明確でない点において、一精神異常者の犯した事件とだけ言えない重い問題をはらんでいると警鐘を鳴らします。
 私は、諏訪さんたちが、事件を受けて緊急で作ったポスターが、ある意味、その答えを雄弁に語っていると思います。

「障害があっても、魂は健全。」ポスター

 重度重複障害を持ち、18歳で帰天した木多啓介君の言葉の整列さ、精神性の高さを知った時、こうべを垂れるような思いになりました。
 大川隆法総裁は、一精神異常者の犯した殺人事件にとどまらず、保守復活の流れの中で、未来に暗い影を落とす粛清思想の芽があると見抜き、一書を世に問いかけました。

『愛と障害者と悪魔の働きについて ―「相模原障害者施設」殺傷事件―』(大川隆法著書・幸福の科学出版発刊)

 私たち幸福実現党は、「神の子仏の子としての本質を人間の尊厳の根拠」とする人間観を持っています。
宗教性のない政治の流れには警鐘を鳴らしつつ、障害を持つお一人おひとりのお声を聞いてまいります。