東京でも積雪があった2月29日、着工から3年8ヶ月を経て世界一の自立式電波塔「スカイ・ツリー」が完成しました。
高さ634m、足元の幅は70m。
3月11日の大地震の時も、無事故でびくともせず、鉄パイプ一本落ちなかったというから驚きです。
「ナックル・ウォール工法」はじめ特殊な建設技術が満載で、あらゆる危機に対応すべく創意工夫を尽くした執念に「これぞ日本」という気概を感じます。
5月の開業は世界に向けても大きなメッセージになりそうです。
坂を下って衰退していくものと、興隆していくものとが交錯する時代にあって、どちらに視点を合わせるかで未来は決まります。
エンパイア・ステート・ビルディングも、世界恐慌のまっただ中で出来ました(1931年竣工)。
そして日本でも、東日本大震災から1年、長期不況に苦しむ中で、世界一のタワーが建ちました。
絶望と希望の入り混じった時代だからこそ、大きな夢や構想を描きたものです。
また、そうできた人物や国家が、次の時代のリーダーとなるはずです。
今こそ「Think Big!」です!